レインツリーの国 (小説) [私と本]
これは図書館内乱で小牧さんが騒動に巻き込まれる引き金となった小説です。
前にも書きましたが、実際にあったものを使ったのではなく、あとから出版されたというのが面白い。
内容をひとことで言ってしまえば 「健常者」 と 「障害者」 の恋の物語です。
図書館内乱内のぶったぎりレビューでは薄っぺらなお涙ちょうだいもの・・・という書かれ方をしたりしていましたが、そんなことはまったくありません。
確かに男の方は懐が深くある意味スーパーな感じで作者の願望投影と言えないこともありませんが、こういう人は世の中にいないってことはない、って感じです。
ぶったぎりレビューは酷評するために穿ち過ぎた見方をしただけ、と私は感じました。
実体験として、大勢で雑談してるときはかなり聞こえ辛いし毎回聞き返すわけにはいかないので曖昧に笑うしかないとか、聞こえ辛い音が各人で違うとか、あのときもっと配慮してればよかったー、と思えることがあってガツンと叩かれた気分になりました。
次に会ったときは、もっと正面から会話したり、しっかり発音したり、さりげなく・・・は私には無理ですが、お互い同じだけ楽しめるように行動していきたいと思います。
あのとき思い出すとかなり赤面ものだな^^;
レビューに関してはこのブログを見ていただきたい。
感想を書くのが超ドへたな私とは比べるべくもないほど、しっかりとしたものが書かれています。
出版社の紹介文 も見ていただければと思います。
恋愛ものは絶対ダメという人以外は読んで損はないでしょう。
買うのは・・・という方も図書館に行けばありそうです。
ちょっと数は少ないかも知れませんけど・・・。
どちらからでもいいですが、図書館内乱と合わせてぜひ一度読んでみて欲しいかな~。
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