DDD1 (小説) [私と本]
おなじみな人にはおなじみの奈須 きのこの最新作、雑誌ファウストで連載されている作品です。
ファンタジー的な要素、魔術とか吸血鬼、ドラゴン、反重力、ドリルなどといった要素はあまりなく、現実世界とほんの少しだけ違った世界が舞台となっています。
それは、感染者の精神だけでなく肉体をも変貌させる奇病、アゴニスト異常症患者、俗に言う 「悪魔憑き」 が蔓延している世界、ということ。
まあ銃器乱発、敵=滅殺なはっちゃけ姉さんや、両腕両足がなくて家から1歩も出られないくせに義腕・義足を付ければ自分でひょいひょい用足しすら行ける謎なお子様が出てきたりするので、しっかりファンタジーしてますけどね。
世界観が一新されているので、これまでの奈須ワールドが好きな人には違和感があるかもしれませんが、続きの気になる良作だと思います。
初見の人には、明るく楽しいっていうタイプの作風ではないので意見は分かれそうですね。
私は、大好き! って程ではなくほどほどって感じでしょうか。
暗めの話しはちょっとニガテです。
雑誌連載の小説なので、続きが出るのはずいぶん先になりそうです。
その頃には忘れている可能性が・・・^^;
いやはや、いやはや。
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